友人を鏡にして

文献を何十冊も読みこなしたりして、 かつては自分の苦手だった分野にどんどん切り込んでいって、 むしろモノにできたと自負できるようなとき。 何だか一つステップアップしたような気になる。 同じ数字でもその意味や裏側にあるストーリーが読めてきたり、 …

東京都の顔

東京都民として。都知事には誰が相応しいのか。本当は一番大事な「政策」はとりあえず抜きにして。結局、東京ってデカすぎるから、やることは膨大で決まってることがほとんどで、あとは、ディーゼルの排気を減らしたいとか、路上喫煙をなくしたいとか、カジ…

欲深い人

ちょっと前に、友達とお茶しながら、 何の気なくポロッと自ら発してしまった、「いやさ、最近ホント、ゼロからイチを生み出すみたいな作業と無縁でさ。」 という発言について、モヤモヤ考えている。その言葉がすんなり出てきちゃって、 それでいいんだろうか…

ブレないということ

他人の評価や周りの視線ばかりが気になって、自分のスタイルを貫きたくても結果的に妥協したり迎合しちゃったりするような弱い自分にとってはなかなかできない芸当なのだが、首尾一貫、矜持とか美学とか、そういうのが全くブレてないなぁ、、ってヤツがたま…

二次元なのか三次元なのか

文学少年・少女と呼ばれる、読み巧者の人たちは、 小説の主人公を、「どんな顔・姿で想像して読んでるのか」、ということが気になる。・・・ 先日、悪の教典の上下巻を読んだ。 これを純文学と呼ぶのか、ミステリー、SF、ライトノベル、、、 どういうふうに…

カーズ

レーシングタイヤを履いて、結構優秀なエンジン積んでるのに、 なんでこんなにゆっくり走らないといけないんだ。 たまにサーキットに出ると、走ってる走ってる。レーシングカーが。 知的で高尚な会話の渦の中が非常に心地よい。 アイツは海外遠征に行ってる…

諸行無常の響きあり

諸行無常。 自分がポップカルチャーとか、流行とか、 っていうのに異常なほど興味があるのって、なんでだろうって。 たぶん、それは、儚いからなんだと思うんだ。 はやりもの、っていうのはその名の通り、流れうつろいゆくものであって、 いつかはなくなって…

ポップかロックか。

ポップかロックか。ポップなものがすきなのか、ロックなものが好きなのか。いや、ポップでロックなものも全然ある。あるある。たぶんある。 でも、あえての二元論。二項対立。超抽象的だけど。 ボクはポップなものが好み。軽くて気取らないイメージ。 だから…

こどものころのゆめ。

ドラクエの話。 小学校の頃、 ドラクエは、まさにボクたち男の子の間で大ブームで、 毎日のようにドラクエの話しをしてました。鉛筆とか筆箱とか、 それこそドラクエのキャラクターの入ってた文房具なんかも、 持ってたような気がします。そんな中、テレビゲ…

大丈夫です、という口癖。

いつも、気づいていながら治せない口癖がある。「大丈夫です」というフレーズ。例えば、コンビニのレジで、「レシート要りますか?」と言われて、 手を前に出して、横に振るようなジェスチャーをしながら、 「大丈夫です」と言ってしまう。・・・何が大丈夫…

夢を見た。

R-1グランプリの予選に出場する夢をみた。会場の8割は女性の観客。 「あぁ、これは絶対女性にウケるネタにしないといけないな」 と思いながら、それなりのネタを2〜3、頭の中に描きつつ、 どれにしようか、 自分の出番を待ちながら、必死で考える。 ボク…

他人様のことはどうでもいい。

他人様のことはどうでもいい。 自分のことを考える。自分の家族のことを。 ちょうど、幼稚園に通う息子が、終業式を迎えて、春休みに入った。 幼稚園が休みになるということは、 母親が、家で、一日中、こどもの面倒をみなければならない、ということだ。 ま…

読書感想文。

きことわ、読了。夢の話。女の子の話。生と死の話。ノスタルジー。記憶。歴史。世界。このモヤモヤした感覚、これが文学なんだ、とかいわれればそうなのかもしれないけれど、これがどうにも、気持ちいいときと、そうでないときとあるから、 だから、あぁ、私…

あるものとないもの

宮崎駿 にはあって 黒澤明 にはない 鳥山明 にはあって 井上雄彦 にはない 坂本龍一 にはあって 小室哲哉 にはない すぎやまこういち にはあって 植松伸夫 にはない 庵野秀明 にはあって 富野由悠季 にはない 岩井俊二 にはあって 黒沢清 にはない 高橋留美…

最近、気になる歌詞があった。

最近、気になる歌詞があった。KREVA 「かも」 - このままこうしていられるなら 他には何もいらない そんな風に思えてしまったなら 終わりが近いのかもあの時本気で挑んでたら 今こんなとこに居ない そんな話あなたのその口から 聞きたくないのかも他人…

小難しいことを考えたり、言ったりするのは、好きなんだけど、嫌いなんだ。

小難しいことを考えたり、言ったりするのは、好きなんだけど、嫌いなんだ。 物事がどうなっている、道理がどうだ、なんで、こうだ、そんなことを考えるのも、好きなんだ。 けど、嫌いなんだ。 でも、 そんなことを通り越して、現実的に、必要、とでもいうの…

ボクはキワまで見たくなる性分なんです。

ボクはキワまで見たくなる性分なんです。 キワめたい、というと聞こえがいいが、 キワもの、というと途端にアイロニカルになる。 特に、カルチャーとの関わりについて、 ギリギリまで突き詰めて知りたい、という欲求が強い。 キワまで行って、ギリギリのとこ…

鳩山イニシアチブ

イニシアチブ。こういうカタカナ語とか、経済とか地理とかの用語って、結構好き。小学校の5,6年生の頃とか、 中3とか、比較的頑張って勉強したおかげで、 今でも覚えているカタカナ語、特に、地理とか政経の領域の言葉が、 ふと頭に浮かぶことがある。シ…

とんねるずとわるふざけ

ちょっと前に観た、とんねるずの番組。ゴルフ場に穴掘って、タレントを落とす、というだけの企画。石橋貴明は青木功のモノマネ。落とされるのは、バナナマン、おぎやはぎのおぎ、TIM、有吉。そして、出川。 関東のお笑いのピラミッドの頂点には、まだまだ…

勇者になりきれない魔法戦士

『戦士=体育会系出身、男らしい、肉食系。難しい相談はできないが、イイ奴。カルチャーには疎いが、スポーツには強い。素手でも戦う。』『魔法使い=いわゆる、オタク。雑学博士。バーチャル世界の住人。ゲームは得意。大化けするか、ニートか。理論武装。…

玄関開けたら2分で幸せ

よく、ペットを飼っている人が、「玄関開けたら、ウチの○○が私のところに駆けてきて、 足に飛びついてくるんですよ!それがもう可愛くて可愛くて。。」なんてことを言う。生まれてこのかた、金魚とか、カブトムシくらいししか飼ったことが無かった自分にとっ…

コミックマーケット

8月のお盆の時期に行われる、通称コミケ。以前、一度だけ行ったことがある。 たぶん、一度も行ったことの無い人のほうが大多数だと思う。 コミケ。 そもそも「コミック」のマーケットだから、漫画に興味ない人は行かないし、 同人誌とかコスプレとか、そう…

野田岩のうなぎ

ついこないだ、土用の丑の日があったりしたので、 なんだかうなぎを食べた思い出を、思い出してみる。 「おい!お前ら、うなぎ好きか?」 えっ?うなぎ?? あ、あぁ、いや、嫌いじゃないけど、 こんなにクソ暑い日に、うなぎなんか食えるかよ・・・でも・・…

コピーライターがツイッターをやる、ということ。

糸井重里さんがツイッターを試験的に始めたようです。これは結構大変なことだと思うのです。 何で大変か。 彼は、文章で人をあっと言わせる人であり、彼は、その独特の発想と企画力で、人をあっと言わせる人です。 少なくとも、ボクにはそう思える。 そんな…

いやー、コイツ、歌うまいよなぁ。 を挙げようの巻

twitterしてたら、たまたま「佐藤竹善」の話になり、 それにしても、 歌うまいよなぁ、佐藤竹善、ってことで、、、 自分の思う、 いやー、コイツ、歌うまいよなぁ、を挙げることにしました。 美空ひばりとか、坂本九とか、故人は入れないことにしました。 外…

映画を観ようとするときの基準

サヨナライツカ。 予告編しか観ていないけど、 何か気になる。 具体的に何が気になっているかといえば、 それは、「キャスティング」だ。 僕が映画を観たいと思うかどうかの基準って、 ストーリーとかジャンルとかは、実はどうでもよくって、 どういう俳優が…

それが東京の笑いなのかどうかはまったくの自論ですけどね。

また有名人の話になってしまうけれど、 結構前から、ロンブーの田村淳が好きだ。 10年前とか、まだTVに出たての頃は、 確かに、髪の色が奇抜だったり、企画が過激だったり、 どちらかというと、人間としての魅力をフォーカスされることが 少なかったと思う…

士農工商。

糸井重里が好きだ。 糸井重里の書く文章が好きだし、 糸井重里の考え方も好きだ。 その中のひとつ、、、 ほぼ日刊イトイ新聞の 2008年の糸井重里と吉本隆明の対談の中のお話。 http://www.1101.com/2008yoshimoto/index.html 対談の内容自体、とても興味深い…

根っからの役者というと聞こえはいいけれど。

状況によって、自分のキャラクターをゆるやかに変化させること。 これこそが、私の根幹にある処世術なんだろうな、とか思う。 もし、 他人が自分と接するときに、 ある意味、柔和な、 人当たりの良い、 ともすれば、八方美人で優柔不断みたいな、 なんかそう…

おめがねにかなう

新しい価値を提供するような、 本当に革新的なデジタル機器が、 自分のおめがねにかなうまで、 数年かかることが多い。 そういう意味で、十分に材料はそろった。 間違いない。 今年は、爆発的なiPhone躍進の年だ。 2008年のiPhoneは、 「らしいよ。」って感…