他人様のことはどうでもいい。
他人様のことはどうでもいい。
自分のことを考える。自分の家族のことを。
ちょうど、幼稚園に通う息子が、終業式を迎えて、春休みに入った。
幼稚園が休みになるということは、
母親が、家で、一日中、こどもの面倒をみなければならない、ということだ。
ましてや、ウチは昨年の11月に下の子が生まれたばっかりで、
おっぱいをあげなければすぐ泣き出すし、うんちはするし、だっこしないと泣きやまないし、で、
幼稚園が休みの上の子も面倒をみるとなると、なかなか骨が折れる。はずだ。
どうにか、おもちゃやテレビアニメに集中させて、
空いた時間で、引き続き下の子の世話、家事全般をこなさなきゃならない。
と、
こんなことを、普段全くやってない夫が書いても、怒られてしまいそうなのだが、
実際、たぶん、そうなのだ。
だから、
出来る限り、自分が早めに帰れたときは、
こどもをお風呂に入れてやったり、せめて、食器を洗ってあげたり、する。
そこへきて、この地震。
まだ続く、余震。
もし、今、
関西圏に身寄りがあれば、
ふるさとがあるならば、
おそらく、春休みの一ヶ月くらい、こどもと3人で行って来たらどうだろうか、と、自然に考える。
東京から逃げるとか、どうとか、そういうことじゃない。
ただでさえ、
毎日毎日、どれだけ疲れてても、
夜中、こどもが泣き出したら寝てても起こされる、嫁が、
余震にびくびくしながら、
今でも少ない睡眠時間をさらに、削っている。
多少贅沢でも、地震の無いところで、過ごさせたい。もちろん、こどもも、怖がらないように。。
他人様のことはどうでもいい。
東京から離れようとする子供連れの気持ちも、
こどもの紙おむつを、いつもよりちょびっと余計にスーパーで買っておきたい気持ちも、
たぶん、それぞれ理由がある。
人それぞれが心のなかで家族のことを想い、
それぞれの理由のもと、行動すればよい。
なんとなく、そんなことを思う。
これを自己中心的な考え方だと、非難するなら、すればいいさ。
私は、
自分のことを考える。自分の家族のことを。