コピーライターがツイッターをやる、ということ。

糸井重里さんがツイッターを試験的に始めたようです。

これは結構大変なことだと思うのです。


何で大変か。


彼は、文章で人をあっと言わせる人であり、

彼は、その独特の発想と企画力で、人をあっと言わせる人です。


少なくとも、ボクにはそう思える。


そんな人が、ツイッターをやる。。。


すべてが、「イトイシゲサトの言葉」として、

どうしたって、みんなが穿った目で見る。

これは、とてもとても、ストレスフルなことだと思うのです。



たとえば、松本人志ツイッターやるとする。


たぶん、やらないでしょうけど、

彼が何をつぶやくのか、おそらくかなり大勢の人が

気になって毎日見ると思います。

フォロワーも、そりゃ間違いなく増えるでしょう。


彼がお笑いの人だからといって、

毎日面白いことをつぶやく必要は全くないのですが、

フォロワーはどうしたって、その独特の感性がツイッターにも出てくると

変に期待してみることでしょう。



それを全く裏切って、あえて家族のことなど普通のことを

つぶやきまくる、というのも、それはそれであるかもしれませんが、

とにかく、百戦錬磨の人であればあるほど、ツイッターって怖いと思うのです。



たとえば、天皇ツイッターをやるとしましょう。

たとえば、日本でも有数の大きなお寺の住職がツイッターをやるとしましょう。

たとえば、松尾芭蕉正岡子規が、ツイッターをやるとしましょう。


・・・ま、何でもいいのですが、


とにかく、たぶん、結構勇気のあることだと僕は思うのです。



ただ、、

一人だけ、それを実践しちゃってる巨人がいます。

横尾忠則さんです。



今、ツイッター界で一番面白いつぶやきをしているのは、

ボクは横尾さんじゃないか、と思います。


彼は例外です。

彼は天才だからです。たぶん。



とにかく、

発想や言葉で人をあっといわせる人が、

ツイッターを始める、って案外勇気がいることじゃないかな、って。


ふと、思ったのです。